次の不等式を解け。
まず定義域を述べる。 指数 は で定義されないので、 が終始付きまとう制約になる。それ以外はすべての実数 で定義される。正の底を任意の実数乗した値は正だからである。
両辺を同じ底で書く。 に気づけば、平方根が 2 乗を打ち消す:
不等式は同じ底どうしの指数の比較になる:
底が 1 より小さいので不等号の向きを変える。 関数 は減少関数なので、値が小さいことは指数が大きいことに対応する:
この反転を忘れるのが、底が分数の指数不等式で最も多い誤りである。
すべてを一方の辺に移す —— を掛けてはいけない。 両辺に を掛けると の符号で場合分けが必要になる。引くほうが安全である:
臨界点を求めて符号表を作る。 分子が になるのは のとき、すなわち
分母の零点と合わせると、臨界点は小さい順に 、、 である。4 つの区間で 1 点ずつ調べると符号は となる。
解集合を書き、検算する。 商が正になるのは
で確認すると、左辺は 、右辺は で不等式は成り立つ。 では は偽であり、符号表の予想どおりである。
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