不等式
を解き、解集合を区間で表せ。
式が定義されない点を先に除外する。 分数は分母が 0 でないときにだけ定義される。ここでは なので
この 2 点は分子がどうであれ解集合に入ることはない。 という不等号があっても、分母が 0 になるのを救うことはできない。
絶対値を境目で場合分けする。 は で式が変わる。 のときは 、 のときは に等しい。不等式全体の振る舞いが両側で異なるので、それぞれの側で別々に解いてから合併をとる。試しの数値を代入するのではなく代数的に処理し、テスト点の間で解を取りこぼさないようにする。
場合 1: のとき。 ここでは なので、分子は定数にまで縮む:
では分母 が正なので、この分数はそのような すべてで負になる。よって半直線 全体が不等式を満たす( 自身はステップ 1 で除外済み)。
場合 2: のとき。 ここでは なので分子は となり
分子は で 0、 で正。因子 はこの場合の全体で負。因子 は で符号が変わる。
場合 2 の符号表を作る。 臨界値 と で数直線を分ける:
| 区間 | 分数 | |||
|---|---|---|---|---|
分数が負になるのは だけである。 では分子が 、分母は なので分数の値は となり、 は成り立つ。よって は解に含まれる。
2 つの場合を合併する。 場合 2 の と場合 1 の を合わせると:
数値で確かめると裏づけが取れる: では値が (成立)、 では (不成立)、 では (成立)、 では (不成立)。
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