次のグラフ
を左に だけ平行移動する。移動後のグラフの方程式を書け。
横の平行移動の規則を思い出す。 グラフを だけ左に移すとは、式中の をすべて で置き換えることである。右に移すなら を使う。向きが逆に感じられるのは、左への移動では関数が各出力に より小さい で到達しなければならないからにほかならない。
を代入する。 として
置き換えは 偏角全体 の中で行われるので、係数 が移動量にも掛かる——ここが答えが自明でなくなる箇所である。
偏角を展開する。 を分配すると
よって偏角は
となる。 の移動が位相を だけ、つまり移動量の2 倍動かすのは、角周波数が だからである。
新しい方程式を書く。
振幅()と周期()は変わらず、位相だけが動く。純粋な平行移動である以上、そうでなければならない。
2 点で確かめる。 では、移動したもとの式が 、答えの式が ✓。 ではどちらも ✓。向きについての有用な照合として、もとの式を と書けばそれ自身の左へのずれが だと分かるので、新しいグラフは より 左にずれている。
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