次の不等式を解け。
余弦を単独にする。 を引き、正の数 で割っても不等号の向きは変わらない:
は の内側にあるので、解集合は空でも全体でもない、正真正銘の部分区間になる。
境界の角を求める。 方程式 の参照角は であり、余弦が負になるのは第 2・第 3 象限なので、 上での解は
余弦は偶関数なので、対称な区間における境界の角はつねに の対で現れる。
境界のどちら側を残すかを決める。 上で余弦が最大になるのは中央の 、最小になるのは両端の である。したがって が成り立つのは 2 つの境界角に挟まれた真ん中の帯であって、その外側ではない:
端点を含める。 不等号は等号つきであり、 では式の値が となって を満たす。よって 2 つの境界角はどちらも解集合に属し、区間は閉区間になる。
境界の両側で確かめる。 では ✓(含まれる)。すぐ外側の では ✓(含まれない)。対称性から でも同じことが起こる。中央の では ✓。
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