次のとき を求めよ。
逆正弦が何を返すのかを述べる。 とは、
を満たす唯一の角 である。値域を制限するからこそ逆関数が関数になる。制限が無ければ答えは無限個になってしまう。
入力が定義域に入っているかを確かめる。 の定義域は であり、 はその内側にあるので、答えは存在する。
特別な角を思い出す。 –– の三角形(あるいは単位円)から、
である。覚えておく価値があるのは 、、 の 3 つで、分母をそろえると分子が増えていく形になっている。
候補が主値の範囲に入ることを確認する。 なので は許容され、
となる。
意図的に除外されている答えに触れておく。 もまた であり、任意の整数 に対する もそうである。これらはすべて方程式 の解だが、 の値になるのは だけである。「 を解く」ことと「 を求める」ことの混同が、ここでの定番の誤りである。
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