データ
について、2次回帰式 と決定係数 を求めよ。導出も示すこと。
まず最小二乗法の機構が要らないことに気づく。 2次関数には 、、 という3つの自由なパラメータがあり、データ点もちょうど3つある。 の値が互いに異なる3点は放物線をただ1つに定めるので、最小二乗の当てはめはその補間放物線そのものになる。残差平方和の最小値は で、しかも実際に達成される。だからこの問題は の連立1次方程式を解くだけに帰着する。
各点を に代入する。
隣り合う式を引いて を消す。 の係数は3本とも同じなので、差を取ればただちに消える:
もう一度差を取って を求め、順に代入し戻す。
回帰式は
である。2回の差はデータの2階階差( 刻みあたり )にあたり、 が負になったのはこのためである。増分が縮んでいるので、曲線は下向きに曲がる。
当てはめ値と残差平方和を計算する。
どの当てはめ値も観測値に一致するので、
を求める。分母が でないことも確認する。 なので、
となり はきちんと定義され、
結果は適度に疑って読む。 ここでの は構造上必ずそうなるだけで、2次モデルが良いという証拠ではない。どんなに散らばった3点でも、2次で当てはめれば になる。2点なら直線で になるのとまったく同じである。モデルの良し悪しを知りたければ、パラメータより多くのデータ点が必要である。 でパラメータが 個なら残差の自由度は で、自由度調整済み は定義されない。
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