データ A:
データ B:
どちらも値は 個、平均は である。それぞれの母標準偏差を求め、散らばりが大きいのはどちらか答えよ。
2 つのデータに共通する点に注目する。 どちらも 個の値からなり、合計は なので平均はちょうど 、しかも最小 から最大 まで——平均も範囲も同じである。どちらの指標でも 2 つを区別できず、まさにそのために標準偏差が要る。
データ A の偏差平方和を求める。 からの偏差はほとんどが か で、 の外れ値が 2 つある:
データ B の偏差平方和を求める。 こちらは値が から まで均等に並ぶので、偏差は となる:
どちらも母標準偏差に直す。 割る数はともに である:
比較し、差が生じた理由を説明する。 なので、データ B のほうが散らばりが大きい。構造を見ると、A は大半の値が 〜 に積み上がり極端な値が 2 つあるだけなのに対し、B は範囲全体に値を均等に広げている——だから平均・個数・範囲が同じでも、B の典型的な値は A の典型的な値よりずっと から離れているのである。
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