は正しいか。理由を示して答えよ。
原始関数のべきの公式を適用する。 なる任意の指数について
が成り立つ。ここでは なので であり
となる。
候補を微分し返して検証する。 積分の検算はいつでも一方向、すなわち答えを微分することである。
したがって は の原始関数である。示された式は誤りというより不完全なのである。
を落とせない理由を見る。 微分は定数を消してしまうので、すべての 実数 について
が成り立つ。たとえば 、、 はどれも微分すると になる。そのうち 1 つだけを「その」積分として書くのは、同じだけ正しい無数の答えを黙って切り捨てることになる。
がそのすべてを尽くすことを知る。 平均値の定理により、区間上で同じ関数の 2 つの原始関数は定数だけ違う。したがって族 は いくつかの 原始関数ではなく、 の原始関数の すべて である。記号 が表しているのは、まさにそれである。
定数が本当に消える場面を押さえる。 定積分では定数が打ち消し合う。
したがって不定積分では を必ず書かねばならず、定積分では安心して無視してよい。
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