次の関数の
のまわりのテイラー級数を求め、一般項と収束域を述べよ。
繰り返し微分するのではなく二項級数を使う。 一般化された二項定理は
であり、 と任意の実数 に対して成り立つ。この問題に当てはめると 、 である。 を手で計算すると、同じところに達するのに合成関数の微分を 4 回まわすことになる。
最初のいくつかの係数を、2 の累乗を落とさずに求める。 各項は なので、 を持ち越さなければならない。
を忘れるのが最も多い誤りで、そうすると の代わりに になってしまう。
展開を書き出す。 項をまとめると
となる。符号に注目したい。最初の 2 項の後は交互になる。 に対する因子 がすべて負だからである。
一般項を述べる。 閉じた形で書くと
となる。ここで である。 で確かめると ✓。
収束域を求め、数値で確かめる。 二項級数には 、すなわち が必要である。 なので両端点でも絶対収束し、収束域は である。 では上に書いた 4 項が を与え、 と一致する ✓。 では に対し ✓ —— が端点に近づくほど誤差が大きくなり、まさに予想どおりである。
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