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Calculus · real student question

k を任意の実数とするとき、x = 0 のまわりでの (1 − x)^k のテイラー級数を求めよ。一般項と収束半径も答えよ。

Question

kk を任意の実数とするとき、

f(x)=(1−x)kf(x)=(1-x)^{k}

の x=0x=0 のまわりでのテイラー級数を求めよ。一般項と収束半径も答えよ。

Step-by-step solution

  1. 微分ではなく一般化二項定理を使う。 原理的にはマクローリン級数は ∑f(n)(0)n!xn\sum\frac{f^{(n)}(0)}{n!}x^{n} だが、f(n)(x)=(−1)nk(k−1)⋯(k−n+1)(1−x)k−nf^{(n)}(x)=(-1)^{n}k(k-1)\cdots(k-n+1)(1-x)^{k-n} を手で求めるのは骨が折れる。二項級数は同じ結果をまとめて与えてくれる:

    (1+t)k=∑n=0∞(kn)tn,(kn)=k(k−1)⋯(k−n+1)n!,(1+t)^{k}=\sum_{n=0}^{\infty}\binom{k}{n}t^{n},\qquad \binom{k}{n}=\frac{k(k-1)\cdots(k-n+1)}{n!},

    これは ∣t∣<1|t|<1 かつ任意の実数 kk に対して成り立つ——非負整数に限らない。

  2. t=−xt=-x を代入する。 必要な調整はこれだけである:

    (1−x)k=∑n=0∞(kn)(−x)n=∑n=0∞(−1)n(kn)xn.(1-x)^{k}=\sum_{n=0}^{\infty}\binom{k}{n}(-x)^{n}=\sum_{n=0}^{\infty}(-1)^{n}\binom{k}{n}x^{n}.

    展開に現れるすべての符号は、この因子 (−1)n(-1)^{n} から生じている。

  3. 最初の数項を書き出す。 係数を展開すると:

    (1−x)k=1−kx+k(k−1)2!x2−k(k−1)(k−2)3!x3+⋯(1-x)^{k}=1-kx+\frac{k(k-1)}{2!}x^{2}-\frac{k(k-1)(k-2)}{3!}x^{3}+\cdots

    よく知られた場合で確認する。k=−1k=-1 ではすべての係数 (−1)n(−1n)(-1)^{n}\binom{-1}{n} が 11 に等しく、等比級数 11−x=1+x+x2+⋯\frac{1}{1-x}=1+x+x^{2}+\cdots が復元される ✓。

  4. 級数が有限で止まる場合に注意する。 kk が非負整数なら、因子 (k−n)(k-n) によって n>kn>k のすべてで (kn)=0\binom{k}{n}=0 となるので和は止まり、通常の有限の二項展開に帰着する——たとえば (1−x)3=1−3x+3x2−x3(1-x)^{3}=1-3x+3x^{2}-x^{3} である。それ以外の kk では級数は本当に無限級数になる。

  5. 収束半径を述べ、数値で確かめる。 比の判定法により ∣an+1an∣=∣k−nn+1∣∣x∣→∣x∣\left|\frac{a_{n+1}}{a_{n}}\right|=\left|\frac{k-n}{n+1}\right||x|\to|x| なので、級数は

    ∣x∣<1|x|<1

    で収束し、∣x∣>1|x|>1 で発散する。端点での挙動は kk による(k>0k>0 のときは両端で収束する)。k=2.5k=2.5、x=0.3x=0.3 で数値確認すると、60 項の和は 0.4099634130016970.409963413001697、一方 (0.7)2.5=0.409963413001697(0.7)^{2.5}=0.409963413001697 である ✓。

Answer

(1−x)k=∑n=0∞(−1)n(kn)xn=1−kx+k(k−1)2!x2−k(k−1)(k−2)3!x3+⋯ ,∣x∣<1(1-x)^{k}=\sum_{n=0}^{\infty}(-1)^{n}\binom{k}{n}x^{n}=1-kx+\frac{k(k-1)}{2!}x^{2}-\frac{k(k-1)(k-2)}{3!}x^{3}+\cdots,\qquad |x|<1

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