を任意の実数とするとき、
の のまわりでのテイラー級数を求めよ。一般項と収束半径も答えよ。
微分ではなく一般化二項定理を使う。 原理的にはマクローリン級数は だが、 を手で求めるのは骨が折れる。二項級数は同じ結果をまとめて与えてくれる:
これは かつ任意の実数 に対して成り立つ——非負整数に限らない。
を代入する。 必要な調整はこれだけである:
展開に現れるすべての符号は、この因子 から生じている。
最初の数項を書き出す。 係数を展開すると:
よく知られた場合で確認する。 ではすべての係数 が に等しく、等比級数 が復元される ✓。
級数が有限で止まる場合に注意する。 が非負整数なら、因子 によって のすべてで となるので和は止まり、通常の有限の二項展開に帰着する——たとえば である。それ以外の では級数は本当に無限級数になる。
収束半径を述べ、数値で確かめる。 比の判定法により なので、級数は
で収束し、 で発散する。端点での挙動は による( のときは両端で収束する)。、 で数値確認すると、60 項の和は 、一方 である ✓。
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