の を中心とするテイラー級数を求めよ。
底 2 の累乗を底 e の累乗に直す。 を繰り返し微分するのは扱いにくいが、どんな指数関数も によって底 に書き換えられる。
これで問題は既知の級数に帰着する。
指数関数の級数に代入する。 すべての実数 に対して が成り立つので、 とおくと
となる。
係数が定義どおりであることを確認する。 マクローリン級数の係数は であり、 なので では になる。 で割れば同じ係数が再現される——近道と定義が一致している。
最初のいくつかの項を書き出す。 として
となる。係数が階乗だけで小さくなる と違い、こちらは が項ごとに減衰の因子を余分に与えるので、より速く小さくなる。
収束半径を述べる。 指数関数の級数はすべての実数 で収束し、 が有限なら も有限なので、収束半径は無限大である。すなわちこの展開はすべての で成り立つ。
x = 1 で抜き取り検査をする。 最初の 8 項を足すと となり、期待どおり に収束していく。
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