次の連立を解け。
連立をひとつの行列の方程式として書く。 とすると、連立は の形になる。ここで
である。こう書くことが重要なのは、以降の解が の固有値だけで決まり、代入も消去も要らなくなるからである。
固有値を求める。 固有方程式は
なので である。共役な組 は必ず と の正弦・余弦の積を生む:増大率が 、回転率が である。
固有ベクトルを 1 本求める。 に対し、 の第 1 行は となるので 、すなわち
である。固有ベクトルは 1 本あれば足りる:共役のほうは新しい情報を持たない。
複素解を実部と虚部に分ける。 を使うと、
となる。その実部 と虚部 が、独立な 2 つの実数解である。
これらを組み合わせて一般解にする。
代入して確かめる。 を微分すると となり、 ——同じ式である。第 2 の方程式も同様に確かめられる。 なので、どの軌道も原点から外向きに渦を巻いていく。
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