次の関数
が微分方程式
を満たすことを示せ。
確認の手順を組み立てる。 提示された関数が解であることを確かめるには、2 回微分して方程式に代入し、左辺が恒等的に 0 になることを見ればよい——標本点だけでなくすべての について、である。
連鎖律を使って 1 回微分する。 内側の関数は でその微分は なので、各項に因子 が付く。
符号の入れ替わりに注意する。 を微分すると だが、 を微分すると になる。
もう一度微分する。 各項にさらに が付き、符号がもう一度入れ替わる。
つまり 2 回微分すると が現れ、全体として符号が反転する——正弦と余弦の特徴である。
−k² をくくり出してもとの関数を見つける。
括弧の中がちょうど だからである。
方程式に代入する。
この等式はすべての とすべての について成り立つので、この関数は正真正銘の解である。
物理的・構造的な意味を押さえる。 は単振動であり、 がその 2 次元の解空間をすべて張る——したがって は両方の係数がともに である解である。これは振幅と位相の形に と書き直せ、振幅が 、周期が であることがわかる。
数値で検証する。 とし、刻み の 2 階中心差分で求めた の値は、 において と有効数字 4 桁まで一致する ✓。また振幅・位相の形もすべての検証点でもとの式と一致する ✓。
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