次の微分方程式を解け。
問題を 2 つに分ける。 定数係数の線形方程式では、一般解は という形になる。すなわち斉次方程式の一般解に、元の方程式の特殊解を 1 つ足したものである。どちらの部分も欠かせない—— を落としても、任意定数を落としても、答えは誤りになる。
斉次方程式を解く。 右辺を 0 とおいて を試すと、特性方程式
が得られる。純虚数の共役な組 は減衰のない振動に対応するので
となる。
特殊解の試行関数を選ぶ。 右辺は定数 なので、定数 を試す。定数の導関数は 0 なので となり、代入すると
すなわち である。(これがうまくいくのは が特性方程式の解ではないからである。もし解であれば、試行解に の因子を余分に掛ける必要があった。)
一般解を組み立てる。
答えの意味を読む。 この解は、平衡の水準 のまわりを周期 、振幅 で振動する。この は定数の外力が課す定常状態である。斉次部分が揺れを、特殊部分が中心線を与えている。
代入して検算する。 とすると なので
となる。数値でも 、 として刻み幅 の中心差分を使うと、 のいずれでも が得られる ✓。
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