次を解け。
この方程式が自励系であることを見抜く。 独立変数 が陽には現れず、出てくるのは とその導関数だけである。この種の方程式に対する定石は、 ではなく を独立変数にすることであり、これで階数が 2 から 1 に下がる。
と置き、 についての連鎖律を使う。 を の関数と見ると
となる。方程式は1 階の変数分離形
になる。この という等式が技法のすべてである。これがないと、置換 をしても変数が 3 つ残ってしまう。
変数分離して積分し、第一積分を得る。 より
これは保存量であり、力学の対応物はポテンシャル の中の粒子のエネルギー保存である。平方根を取ると
となる。
もう一度変数分離する。 残った方程式は と について分離できる。
のとき、置換 により左辺は という標準形になり、これは
と評価される。
逆に解いて明示的な解にする。 この対数の関係を について解くと、代数が双曲線正弦にまとまる。
ここで が を吸収している。退化した場合 はもっと簡単で、別に挙げておく価値がある。
両方の形を数値で検証する。 、 とすると、 での の 2 階差分による推定値は で と一致し ✓、 では に対し で一致する ✓。 の分岐で とすると、 において 、 である ✓。どちらの解も対数の引数が 0 になるところで発散するが、これは本物の発散である——解は有限の で無限大に達する。
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