次の一般解を求めよ。
この方程式がすでに標準の線形形になっていることを確認する。 1階線形方程式は の形をしている。ここでは 、 で、導関数の係数は なので、始める前に両辺を割る必要はない。
積分因子を作る。 この解法は、左辺を1つの導関数の形に押し込むためだけに存在する。それを実現する因子は
である(積分定数を落としてよいのは、 の でない定数倍ならどれでも同じように働くからである)。
両辺に掛けて左辺をまとめる。 各項に を掛けると:
左辺はまさに積の微分法を逆にたどった形である:
両辺を1回積分する。 左辺は導関数を積分するだけなのでそのまま外れ、右辺は初等的に積分できる:
任意定数 はここで入り、入り得るのはここだけである。1階の方程式が持つ任意定数はちょうど1つだからである。
について解く。 で割る、つまり を掛ける:
代入して検証する。 の導関数は なので、
どんな でも の項が打ち消し合うので、これが一般解であることが確認できる。 の部分が特殊解、 が減衰していく斉次解の部分である。
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