次を求めよ。
まず被積分関数を簡単にする。 極座標の面積要素がすでに因子 を供給しているので、分母の冪が 1 つ約分される。
ここで 2 倍角の公式 を使った。 の形の被積分関数は、対数が現れる合図である。
内側の の積分を行う。 を固定すれば分子は定数である。
だからである。下端は より小さいのでその対数は負であり、式全体は正になる。
2 倍角を使って対数を書き換える。 なので
となり、残る積分は
である。
と置換する。 であり は から まで動くので
となる。
2 つの標準的な積分を使う。 初等的なほうは である。対数を含むほうは古典的な結果
である。両方を代入すると
となる。
数値で検証する。 簡約した の被積分関数 に でシンプソン法を適用すると ✓ となり、 と小数第 8 位まで一致する。両端で対数は発散するが、 が の発散より速く 0 に近づくので、被積分関数は両端で可積分である。
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