次を求めよ。
を定数として固定する。 についての偏微分とはまさにそういう意味であり、 が現れるところはすべて決まった数のようにふるまう。したがって を微分すると になる。
対数に連鎖律を適用する。 とし、 を使うと
となる。内側の微分を忘れて だけを書いてしまうのが、ここでの定番の誤りである。
内側を で微分する。
2 つを組み合わせる。
式の対称性から、もう一方の偏微分は である—— と の役割を入れ替えるだけでよい。
結果を検算する。 では関数は に帰着し、その微分は である。公式からは が得られる。またこの偏微分は である 軸上で恒等的に消えるが、これは固定した に対して がそこで に関する最小値をとることと合っている。原点では関数自体が定義されないので、微分も定義されない。
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