次を求めよ。
と を別々に で置き換えてはいけない。 どちらも の近くで と同値なので、この近道は分子を とし、答えを としてしまう——ただし理由が誤っている。同値な無限小は積と商でなら置き換えてよいが、主要項が打ち消し合う差では決して置き換えてはならない。まず分子の本当の大きさを求めなければならない。
分子から をくくり出す。 と書くと
となる。この厳密な書き換えによって、危険な差がよく知られた 3 つの因子の積に置き換わる。
商を標準的な極限に分解する。 で割り、各因子に を 1 つずつ組み合わせると
となる。これで各因子は教科書どおりの極限になり、3 つとも収束するので極限の積の法則が使える。
3 つの因子を評価する。
決め手は真ん中の因子である。 なので、 を 1 つだけ割っても 0 に収束するものが残る。
極限を掛け合わせる。
テイラー展開で検算する。 と より、差は である。 で割ると が残る。数値でも商は で 、 で となり、毎回 10 分の 1 に縮んでいて、ちょうど のとおりである。
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