次の極限を求めよ。
不定形の種類を見分ける。 のとき底は 、指数は である( なので実際には負の側へ発散する)。これが の形であり、その値は本当に定まっていない——何にでもなりうる——ので、推測ではなく解消しなければならない。
対数をとって累乗を商に変える。 極限を とおく。すると
となる。これはただの 型の極限であり、級数展開できれいに処理できる。
底を x² の位数まで展開する。 より
となる。次に として を使えば
が得られる。主要項が 1 次ではなく 2 次なので、分母も の位数まで取る必要がある。
分母を同じ位数まで展開する。 より
割って指数関数に戻す。 の因子は打ち消し合い、符号も打ち消し合う。
したがって
数値で確認する。 もとの式を で評価すると 、 では となり、 と一致する。この関数は偶関数なので でも同じ値になり、両側極限が存在する。
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