次の極限を求めよ。
まず定数を簡単にする。 分子と分母にを掛け、を使うと:
よって式はである。このように分母からを追い出す操作は、有理化の複素数版にあたる。
オイラーの公式で展開する。 なので、
実部は、虚部はである。
成分ごとに極限を調べる。 複素数値関数が収束するのは、実部と虚部がともに収束するとき、かつそのときに限る。ここではがとの間をいつまでも振動し、も同様なので、でどちらの成分にも極限がない。
絶対値が減衰しないことに注目する。 、なので、
この点は内側へ螺旋を描くことがない:一定の速さで単位円を回り続け、ごとに出発点に戻ってくる。
極限が存在しないと結論する。 2つの部分列が異なる値に落ち着く——では式はになり、ではになる。極限が存在するならこれらは一致しなければならないので、
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