次の積分を求めよ。
どちらの因子を微分するかを選ぶ。 もも導関数は簡単だが原始関数は厄介である。(したがって)、と取るほうがうまくいく。というのも、出てくるがの中のと約分されるからである——残る積分が悪化するのではなく簡単になる、という選び方である。
まず部分積分を1回行ってを求める。 、と取ると:
最後の積分はによる置換、すなわちとおく置換積分であり、そこからが出る。
本命の部分積分を実行する。 、として:
積分の中をで割ると
これこそステップ 1 で見込んだ約分である:がに潰れ、その積分はすでに求めてある。
残った積分を二重対数関数と見抜く。 には初等的な原始関数が存在しない。と置換して定義と比べると
数値での確認:をで微分すると、である ✓。
閉じた形に組み立てる。 ステップ 2 のとステップ 4 の二重対数関数を代入すると:
つまり答えは閉じた形で書けるが、それは二重対数関数を認めた場合に限られる——初等関数をどう組み合わせても足りない。
数値微分で検証する。 右辺の導関数を中心差分で評価すると、では、これに対し ✓。ではに対して ✓。独立な2点で8桁一致しており、すべての係数が正しいことが確かめられる。
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