関数
が区間 で増加になるような、パラメータ の整数値は何個あるか。
商の微分法で微分し、分子が潰れることを見る。
の項が消えるので、 の分子は定数になる。これは に共通する性質で、導関数の符号は で決まり、1つの枝の内部では決して変わらない。
の符号を についての条件に直す。 分母 は が定義される場所ではつねに正なので、
端点は含めてはならない。 では となり、実際 は定数 または に潰れる(たとえば なら )。これは増加ではない。
区間が1つの枝の中に収まるという条件を追加する。 導関数が正であることが保証するのは、定義域の連結した各部分の上で関数が増加することだけである。点 は垂直漸近線であり、それが の内部に入ると関数はそこで から へ飛ぶので、区間全体では増加にならない。したがって
も必要になる。
で失敗する様子を具体的に見る。 このとき で、 なのに である。 の両側で導関数は正だが、漸近線をまたぐと関数の値は減っている。まさにこの追加条件が防ごうとしている落とし穴である。
2つの条件の共通部分を取る。
整数を数える。 に含まれる整数は と なので、全部で 個である。 で簡単に確かめると で、 上で から に向かって上がっていく。確かに増加である。
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