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Calculus · real student question

x × e^(−x²) の x = 0 から無限大までの広義積分を求めよ。

Question

次の積分を求めよ。

∫0∞x e−x2dx\int_0^{\infty}x\,e^{-x^2}dx

Step-by-step solution

  1. 広義積分を極限の形に書き直す。 上端が無限大の積分は通常の定積分の極限として定義され、その定義こそが収束の議論を意味あるものにしている:

    ∫0∞x e−x2dx=lim⁡b→∞∫0bx e−x2dx\int_0^{\infty}x\,e^{-x^2}dx=\lim_{b\to\infty}\int_0^{b}x\,e^{-x^2}dx

  2. u=x2u=x^2と置換する。 前についている因子xxは、まさにこの置換が必要とするものである——e−x2e^{-x^2}単独では初等的に積分できないのにx e−x2x\,e^{-x^2}なら積分できるのは、この因子のおかげである:

    u=x2,du=2x dx,x dx=du2u=x^2,\qquad du=2x\,dx,\qquad x\,dx=\frac{du}{2}

    積分区間も移る:x=0⇒u=0x=0\Rightarrow u=0、x=b⇒u=b2x=b\Rightarrow u=b^2。

  3. uuで積分する。

    ∫0bx e−x2dx=12∫0b2e−udu=12[−e−u]0b2=12(1−e−b2)\int_0^{b}x\,e^{-x^2}dx=\frac12\int_0^{b^2}e^{-u}du=\frac12\left[-e^{-u}\right]_0^{b^2}=\frac12\left(1-e^{-b^2}\right)

  4. 極限を取る。 b→∞b\to\inftyのときb2→∞b^2\to\infty、e−b2→0e^{-b^2}\to 0なので:

    ∫0∞x e−x2dx=lim⁡b→∞12(1−e−b2)=12\int_0^{\infty}x\,e^{-x^2}dx=\lim_{b\to\infty}\frac12\left(1-e^{-b^2}\right)=\frac12

    積分は収束し、しかも減衰は極めて速い:b=3b=3の時点で残りの裾の寄与は12e−9≈6×10−5\tfrac12 e^{-9}\approx 6\times 10^{-5}しかない。

  5. 関連する結果と照らし合わせる。 被積分関数は奇関数なので、同じ原始関数から∫−∞∞x e−x2dx=0\int_{-\infty}^{\infty}x\,e^{-x^2}dx=0が従う。一方、偶関数の相棒である∫0∞e−x2dx=π2≈0.886\int_0^{\infty}e^{-x^2}dx=\tfrac{\sqrt\pi}{2}\approx 0.886には初等的な原始関数がそもそも存在しない。両者を比べると、xxという因子1つで問題がどれほど変わるかが分かる:あれば厳密に12\tfrac12、なければガウス積分の技巧を要する値になる。

Answer

12\frac{1}{2}

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