をラジアンとして、次を求めよ。
標準形を特定する。 第 2 種完全楕円積分は
である。 を に合わせるには 、すなわち が必要になる——パラメータが負だが、これはまったく正当であり、被積分関数が を下回るのではなく上回るというだけの意味である。
パラメータを計算する。
なので 、 である。この積分には初等的な閉じた形が存在しない——だからこそ固有の名前を与えられている。
パラメータを正に直す(任意だが見通しがよくなる)。 定数をくくり出すと
となる()。これより であり、今度は が に入り、 である。
計算する前に答えを挟み込む。 被積分関数は での から での まで動く。区間の長さ を掛ければ、積分は と の間に収まる——この範囲を外れる答えは一目で誤りと分かる。
数値で評価する。 独立な 3 つの方法—— 分点の台形則、 分点のガウス–ルジャンドル求積、そしてパラメータを正に直した形へのガウス–ルジャンドル求積——がすべて一致する:
これは前段の挟み込みの内側に余裕をもって収まる ✓。ここで公表値には注意が要る。近いが誤った値 は小数第 3 位で食い違っており、これは上記 3 つの方法の一致の度合いをはるかに超える差である。
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