を場合分けした関数として表せ。
絶対値の定義から出発する。 一部の電卓で使われる記法 は を意味し、それ自体が場合分けで定義される。
分かれ目は で、中身の符号が変わる唯一の点である。場合分けを使わない 1 本の代数式は存在しない——場合分けの答えが正しい形なのはそのためである。
それぞれの場合に を掛ける。 非負の側では なので積は 、負の側では なので積は となる。
継ぎ目での連続性を確かめる。 右からは値が に近づき、左からは に近づく。どちらも での値と一致するので、この関数は連続である——2 つの放物線の半分が原点でなめらかにつながる。
具体的な値で検証する。 では ✓。 では ✓。 個の厳密な有理点で直接評価と場合分けの形が一致した ✓。結果はどこでも になるわけではない点に注意する。負の では値も負である。
この関数の性質を押さえる。 を に置き換えると となるので、この関数は奇関数であり原点に関して対称である。また( とは違って) 全体で狭義単調増加であり、そのため逆関数をもつ。逆関数は である。 や と簡潔に書かれることも多い。
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