次の連立方程式を
と について解け。
解法を選ぶ前にかっこを展開する。 どちらの式も標準形ではないので、加減法も代入法もまだ適用できない。1 つ目の式を分配すると
となるので、1 つ目の式は である。展開する前に消去しようとするのが、この種の連立で失敗する典型的な原因である。
2 つ目の式を展開して簡単にする。 を分配すると
となるので、2 つ目の式は である。係数がすべて偶数なので全体を で割る。
ここで簡約しておけば以降の計算がすべて小さくなる——見た目の問題ではなく、実際に有用な習慣である。
係数が 1 の文字があるので代入法を選ぶ。 連立は
である。2 つ目の式の は係数が なので、これについて解いても分数は現れない。
代入して について解く。 を に入れると
となる。符号の要点は である。負が 2 つ重なるので の項は打ち消し合わずに足し合わされる。
代入し戻し、元の式で検算する。 に を入れると なので である。簡単にした式ではなく、手を付けていない元の式で確認すると
となる。元の式で検証することこそが、ステップ 1 の展開で起きた誤りを捕まえてくれる。
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