連立方程式
が自明でない解をもつのは がどのような値のときか。それぞれの場合について解をすべて求めよ。
どんな連立方程式かを見きわめる。 右辺がどれも なので、この系は同次であり、 は必ず解になる。本当の問題はそれ以外があるかどうかであり、それが起こるのは係数行列式が消えるとき、そのときに限る。
を含まない 2 本の式で消去する。 第 1 式と第 3 式は既知の係数しか含まないので、まずこの 2 本を使う。第 3 式から
これを第 1 式に代入すると:
となる。したがって の値によらず である——パラメータでは第 1 成分を救えない。
を系に戻す。 のとき第 3 式から が出て、第 2 式は次のようになる:
あとはすべて、因子 が 0 かどうかにかかっている。
2 つの場合に分ける。 なら から が強制され、よって となって解は自明なものだけである:
のときは が自動的に成り立つので、 が自由にとれて 、 となる:
行列式で確認する。 係数行列式を第 1 行で展開すると
これが 0 になるのはちょうど のときで、場合分けと完全に一致する。 のとき手早く検算すると、 について ✓、 ✓、 ✓ となる。
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