Algebra · real student question

多項式 f(x) を 2x^2 - 3x + 4 で割ると余りが 2x + 1 になる。[f(x)]^3 を 2x^2 - 3x + 4 で割った余りを求めよ。

Question

多項式 f(x)f(x)2x23x+42x^2-3x+4 で割ると余りは 2x+12x+1 である。

(f(x))3\big(f(x)\big)^32x23x+42x^2-3x+4 で割った余りを求めよ。

Step-by-step solution

  1. 割り算の事実を 3 乗できる式に直す。 「余り 2x+12x+1」とは、ある商の多項式 Q(x)Q(x) があって

    f(x)=Q(x)(2x23x+4)+(2x+1)f(x)=Q(x)\,(2x^2-3x+4)+(2x+1)

    が成り立つという意味である。与えられた情報はこれだけなので、すべての手順はここから流れ出る。以下では D(x)=2x23x+4D(x)=2x^2-3x+4 と略記する。

  2. 両辺を 3 乗し、D(x)D(x) で割り切れる部分をすべて捨てる。 (QD+(2x+1))3\big(QD+(2x+1)\big)^3 を二項定理で展開すると

    Q3D3+3Q2D2(2x+1)+3QD(2x+1)2+(2x+1)3Q^3D^3+3Q^2D^2(2x+1)+3QD(2x+1)^2+(2x+1)^3

    となる。はじめの 3 項はどれも因子 D(x)D(x) を含むので、余りには寄与しない。これが要点である:f3f^3 の余りは (2x+1)3(2x+1)^3 の余りに等しい。 ffQQ を知る必要はまったくない。

  3. 3 乗を展開する。

    (2x+1)3=8x3+12x2+6x+1(2x+1)^3=8x^3+12x^2+6x+1

    割る式は 2 次なので、探している余りは高々 1 次、つまり Ax+BAx+B の形になる。

  4. 割る式そのものを使って xx の次数を下げる。 筆算をする代わりに、商環の中で 2x23x+4=02x^2-3x+4=0 という関係を使い、

    x2=3x42x^2=\frac{3x-4}{2}

    を書き換え規則として扱う。すると

    x3=xx2=3x24x2=33x424x2=9x128x22=x124x^3=x\cdot x^2=\frac{3x^2-4x}{2}=\frac{3\cdot\frac{3x-4}{2}-4x}{2}=\frac{\frac{9x-12-8x}{2}}{2}=\frac{x-12}{4}

    この代入の技は 3 次式を 2 次式で割るよりずっと速く、xx の任意の冪に一般化できる。

  5. 代入して同類項をまとめる。

    8x3=8x124=2x24,12x2=123x42=18x248x^3=8\cdot\frac{x-12}{4}=2x-24,\qquad 12x^2=12\cdot\frac{3x-4}{2}=18x-24

    なので

    (2x+1)3(2x24)+(18x24)+6x+1=26x47(2x+1)^3\equiv(2x-24)+(18x-24)+6x+1=26x-47

  6. 実際に筆算して確かめる。 8x3+12x2+6x+18x^3+12x^2+6x+12x23x+42x^2-3x+4 で割ると商は 4x+124x+12 で、

    (2x23x+4)(4x+12)=8x3+12x220x+48(2x^2-3x+4)(4x+12)=8x^3+12x^2-20x+48

    となる。主張した余りを足すと 8x3+12x220x+48+26x47=8x3+12x2+6x+18x^3+12x^2-20x+48+26x-47=8x^3+12x^2+6x+1 で、これはちょうど 3 乗した式である。余りが確かめられた。

Answer

26x4726x-47

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