次を解け。
この方程式に実数解はあるか。
まず見え透いた候補を試し、そして退ける。 係数の並びからは、この 4 次式が ではないかと見えるが、その推測は代入すればすぐ確かめられる。
どちらも 0 ではないので、 と は解ではない。推測した式を展開すればその理由も分かる。 であり、与えられた多項式とは の項と の項が食い違う。
有理数の解をすべて排除する。 有理根定理により、有理数の解は かつ として の形、すなわち のいずれかである。係数がすべて正なので では であり、試す必要があるのは負の候補だけだが、そのどれもが 0 でない値を与える。有理数の解は存在せず、実は有理数係数の二次式への分解も存在しない。
4 次の段階で平方完成する。 が正定値の二次式になるような定数 を探す。
なので と選ぶと、残りはちょうど次の形になる。
残った二次式がつねに正であることを示す。 の判別式は
であり、その最小値は である。前半の項は平方を 倍したものだから負になることはなく、したがって次が成り立つ。
0 に決して触れない 4 次式には実数解がない。
4 つの複素数解を数値的に求める。 係数が実数なので解は共役の対で現れる。数値的に解くと
解と係数の関係で確かめると、4 つの解の和は ✓、積は ✓ である。対応する実数係数の因数分解は で、どちらの因数も有理数係数ではない。
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