次を完全に因数分解し、実数解をすべて挙げよ。
有理数解を探す。 有理数解になりうるのは 、 を満たす で、 である。 を試すと
となるので、 は解であり は因数である。この多項式では場当たり的な組分けが失敗するので、解を探すのが正しい第一手である。
を組立除法で割り出す。 係数 を下ろし、各段階で を掛けていくと、行は 、余りは になる:
余りが 0 であることが、解が正しかったことの確認になる。
4 次式に有理数解がないことを示し、それでも 2 次式に分解する。 に を代入しても 0 になるものはない(たとえば での値は )ので、 上ではこれ以上 1 次因数は存在しない。そこで代わりに
とおく。
係数を比較して小さな連立方程式を解く。 積を展開すると
となるので、、、、 である。 と試すと が決まり、さらに 、 が 4 つの式すべてを満たす。したがって
展開して確認する: ✓。
完全な因数分解を組み立て、実数解を読み取る。
各因数を 0 とおくと、まず 。 より 。 の判別式は で実数解を与えない。よって実数解はちょうど 3 個である。
数値で確認する。 この 5 次式を数値的に解くと 、、および複素数の組 が返る——これはちょうど 、すなわち が予言するとおりの原始 3 乗根である ✓。
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