次の不等式を解け。
因数分解された形のまま扱い、展開しない。 式はすでに 2 つの一次式の積であり、積の符号は各因数の符号だけで完全に決まる。 に展開しても手間が増えるだけである。
各因数が 0 になる場所を求める。
この臨界点が数直線を 、、 の 3 つに分ける。
各区間で 1 点ずつ試す。 では 。 では 。 では 。よって符号の並びは負・正・負である。
この並びを最高次の係数から説明する。 展開すれば最高次の項は 、すなわち上に凸の放物線になる。上に凸の放物線は 2 解の間で正、外側で負であり、ふつうの場合とちょうど鏡写しになる。反射的に「解の外側」と書いてしまうのがここでの典型的な誤りである。
等号つきの不等号なので端点を含める。 と では積がちょうど になり、 を満たす。よって解は次の閉区間である。
走査して検算する。 から までの 点で積を計算し、主張した区間と突き合わせるとすべての点で一致する ✓。両端点ではちょうど が返る ✓。
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