を
の解集合とする。 であるとき、 の範囲を求めよ。
一般の形で不等式を解こうとしない。 すべての について を決めるには、 の符号と の極についての場合分けを含む符号表が要る。しかし問われているのは 1 点だけなので、その点で値を計算すればよい。近道はそれだけである。
が定義域に入っていることを確かめる。 式が定義されないのは のときだけである。 なので は定義域に属し、「」は、そこで定義されないという意味ではなく、 で不等式が成り立たないという意味になる。
を代入する。
したがって が に属するという条件は、ちょうど という主張である。
属するという条件を否定する。 は、狭義の不等式が成り立たないという意味である:
狭義の不等式の否定には等号が含まれるので、 も許される。このとき左辺はちょうど になり、 より大きくはないからである。
境界とそのすぐ外側で検算する。 のとき であり、 は偽なので 。 のとき値は となるので であり、正しく除かれている。 のとき値は で偽なので 。よって範囲は である。
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