不等式
の解集合が であるとき、 を求めよ。
不等式を「中心と半径」の形に書き換える。 のとき、
よって解集合はつねに、中心 、半径 の閉区間である。 の符号で場合分けせずに済むのが、この近道の利点である。
与えられた区間から中心と半径を読み取る。 については、
中心を対応させて を求める。
半径を対応させて を求める。 なので、
ここで であることに注意する。これは必要な条件であり、 が負なら には解がない。
を計算し、もとの不等式で検算する。
確かめよう。、 とすると不等式は 、すなわち 、すなわち 、すなわち となり、与えられた解集合とちょうど一致する。端点では と となり、等号が要求するとおりどちらも上限に達している。
一般的な手法。 どんな についても、解の区間の中点は 、その半分の長さは である。この 2 つの数を与えられた区間の中点と半分の長さに等しいと置けば、符号の場合分けなしに と が一度に決まる。
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