を実数とする。連立不等式
の解集合が であるとき、組 を求めよ。
設定を言い換える。 どちらの不等式も左辺は下に凸の放物線なので、それぞれの解集合はその 2 次式の 2 解にはさまれた開区間である。連立の解はその 2 つの区間の共通部分であり、それが次のように与えられている。
解と係数の関係で 2 解の和を確定させる。 の係数によって、 や の値によらず和が決まる:
これこそが問題を解けるものにしている制約である。区間を自由に選べるわけではない。
共通部分の端点を対応づける。 共通部分 の左端 と右端 は、それぞれ一方の区間から来ている。 と置いてみると となり、1 つ目の区間は で、左端を与える。すると 2 つ目の区間が右端を与えねばならないので 、 となり、 が得られる。
積の関係から a と b を読み取る。 解と係数の関係の積の側が定数項を与える:
因数分解と共通部分を検算する。 上で であり、 上で である。両者の共通部分は であり、要求どおりである。
他の割り当てが成り立たないことを確かめる。 もし2 つ目の区間が左端を与えるとすると 、 となるが、 でなければならないので不可能である。したがって が唯一の解である。
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