因数分解せよ。
まず指数の偶奇を確かめる。 べきの和 が整数の範囲で を因数に持つのは、 が奇数のときに限る。因数定理でそのまま試す。 を代入すると
となる。 は奇数だからである。よって は を余りなく割り切る。
奇数乗の和の公式を当てはめる。 、、 とすると:
のべきはすべて になるので、残りの因数は のべきが交互に並ぶだけの式に縮む。
因数分解を書く。
残りの因数は次数 から までの 項からなり、符号は交互に並ぶ。最高次の が偶数なので先頭の符号は であり、項数が奇数であることから定数項も になる。
数値で検算する。 で整数のまま厳密に両辺を計算すると、毎回等しくなる ✓。次数も合っている: ✓。
これが完全な因数分解ではないことに注意する。 なので、どの約数に沿ってもさらに分解できる。たとえば とも見られるので、 とも分解できる。 上で完全に分解すると、 は、 の約数 のうち を割り切らないものに対する円分多項式 に分かれる。上の の形は、その最初の、そして最も役に立つ分け方にすぎない。
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