完全に因数分解せよ( は定数)。
両端の項を手がかりに、組めそうな平方を探す。 と から という平方が思い浮かぶ。与えられた式と比べると、こちらには しかないので だけ足りず、代わりに が余分についている。
帳尻を明示的に合わせる。
右側の括弧はそれ自体が完全平方 である。したがって全体は
となる。これが決め手であり、「一般の ではきれいに因数分解できない」という言い分が誤りであることも分かる。
平方の差の公式を当てはめる。 、 とすると:
それぞれの括弧を整える。
どちらの因数も の 2 次式で、文字は定数項だけに入っている。
展開して検算する。 掛け合わせると の項は打ち消し合い()、交差項まで数えた の項は となり、 の項は にまとまり、定数項は になる——もとの式がそのまま再現される。適当な数値での確認(、)でも両辺は同じ値になる。
特別な場合 で辻褄を見る。 因数分解は
となり、これはよく知られた恒等式である——実際、もとの式で としても同じく になる ✓。
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