完全に因数分解せよ。
等比数列の和と見抜く。 6 個の項は から までで公比は なので、 のとき
これで扱いにくい 5 次式が、既知の因数分解を持つ「べきの差」に変わる。
を平方の差として分解する。 と読めば
それぞれの 3 次式を、3 乗の和と差の公式で分解する。
を約分する。 すべてを戻すと
この約分は多項式の恒等式として正当である——もとの 5 次式は を因数に持たない。 を代入すると ではなく になるからである。
直接の組み合わせでも突き合わせる。 項を組むと となり、さらに である( を足して引き、平方の差を作る)。まったく別の道筋で同じ答えに至る。
数値で確認し、既約性も調べる。 のとき、もとの式は で、 ✓。どちらの 2 次式も判別式が なので実数の範囲ではこれ以上分解できない——因数分解は完成している。
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