次を完全に因数分解し、すべての解を求めよ。
有理数解の候補を並べる。 定数項は 、最高次の係数は なので、有理根定理より候補は
である。
小さいものから順に試す。
よって は解であり は因数である。(念のため:、、 なので、有理数解は だけである。)係数がすべて正のときは負の候補から試すのが得である。正の では和が 0 になりようがないからである。
(x + 1) で組立除法により割る。 係数 に対して解 を使う:
余りが 0 であることが解を裏づけ、商は である:
2 次式がさらに分解できるかを調べる。 その判別式は
である。負なので は実数の範囲で既約であり、 上でも 上でも因数分解は完全である。
3 つの解をすべて求める。 解の公式より である。よって
となる。興味深いことに 3 つとも実部が で共通している。平方完成がその理由を説明する: なので、複素数の組は実数解のちょうど上と下に位置する。
検算する。 この因数分解は から までのすべての整数でもとの式と一致する ✓。 を代入するとちょうど になる ✓。解の和は ✓、積は ✓ である。
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