次の商を求めよ。
まず割り切れるかどうかを確かめる。 因数定理により、 がこの 3 次式を割り切るのは、 を代入してゼロになるとき、そのときに限る:
実際ゼロになるので、余りは 、商はきれいな 2 次式になるはずである。これを先に知っておけば、ゼロでない余りが出たときにそれは計算の取りこぼしだと分かる。
1 巡目:割る、掛ける、引く。 最高次の項どうしを割る:
2 巡目。 途中までの被除数はいま を先頭にしている:
符号に注意したい: を引くので が残る。
3 巡目で割り算が閉じる。 からは:
余りは であり、因数定理が予告したとおりである。よって商は である。
掛け戻して確認する。 割り算が生んだ因数分解を展開する:
これはもとの 3 次式と一致する。おまけに の判別式は なので、 がこの 3 次式の唯一の実数解である。
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