次を解け。
完全 3 乗のパターンを試す。 係数 は と、 すなわち で一致する。実際 ✓。合わないのは定数だけである:
一方この問題の定数は である。この惜しい食い違いに気づくことが要点そのものである——この 3 次式は完全 3 乗ではないが、完全 3 乗に定数を足したものではある。
ずらした 3 乗として書き直す。 なので、
よって方程式は
この 1 回の書き換えだけで、3 次方程式が 1 手で解ける形に変わる。
実数の 3 乗根をとる。 平方根と違い、負の数の 3 乗根はれっきとした実数であり、しかも一意である:
ここに は付かない——関数 は狭義単調増加なので、実数上で 1 対 1 だからである。
について解く。 を引くと:
これが唯一の実数解である。残る 2 つは複素数で、3 乗の和の公式による因数分解 から出てくる。その 2 次因数 は判別式が である。
代入して確かめる。 とすると:
構造的な確認も効く: ✓。
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