Algebra · real student question

不等式 (x − 1)(x + 2)(x − 3) < 0 を解き、解集合を区間で表せ。

Question

不等式

(x1)(x+2)(x3)<0(x-1)(x+2)(x-3)<0

を解き、解集合を区間で表せ。

Step-by-step solution

  1. 積を展開してはいけない。 不等式はすでに因数分解された形で、それこそが欲しい形である。展開すると x32x25x+6x^3-2x^2-5x+6 になるが、これでは符号について何も分からない。積の符号は、負の因子がいくつあるかで決まるので、因数分解の形を保ったまま因子を 1 つずつ調べる。

  2. 各因子の零点を求める。 それぞれの因子を 00 とおくと

    x1=0x=1,x+2=0x=2,x3=0x=3x-1=0\Rightarrow x=1,\qquad x+2=0\Rightarrow x=-2,\qquad x-3=0\Rightarrow x=3

    積の符号が変わりうるのはこの 3 点だけである。連続関数が負から正に移るには、必ず 00 を通らなければならないからである。

  3. 数直線を 2-21133 で分ける。 3 つの零点は実数直線を 4 つの開区間に切り分ける:

    (,2),(2,1),(1,3),(3,+)(-\infty,-2),\quad (-2,1),\quad (1,3),\quad (3,+\infty)

    各区間の内部では積の符号が一定なので、テスト点 1 つで区間全体が決まる。

  4. 各区間でテスト点を 1 つ試す。 数値そのものではなく、各因子の符号を記録する:

    区間テスト xxx+2x+2x1x-1x3x-3
    (,2)(-\infty,-2)3-3----
    (2,1)(-2,1)00++--++
    (1,3)(1,3)22++++--
    (3,+)(3,+\infty)44++++++++

    負が 3 つなら積は負、負が 2 つなら積は正。規則はこれだけである。

  5. 符号が交互になることに注目する。 各因子が 1 乗で現れる(すべて単純な零点)ので、零点ごとに符号が反転する。すべての因子が正である右端から左へ進むと、符号は +,,+,+,-,+,- と並ぶ。右端の区間の符号さえ分かれば、あとは何も代入せずに埋められる。上の表はその確認にすぎない。

  6. 積が負になる区間を集め、端点を除く。 積が負になるのは (,2)(-\infty,-2)(1,3)(1,3) である。不等号は等号を含まないので、積が 00 になる(00 未満ではない)x=2x=-2x=1x=1x=3x=3 は除外する:

    (,2)(1,3)\boxed{(-\infty,-2)\cup(1,3)}

    検算:x=3x=-3 では (4)(1)(6)=24<0(-4)(-1)(-6)=-24<0x=2x=2 では (1)(4)(1)=4<0(1)(4)(-1)=-4<0、一方 x=0x=0 では (1)(2)(3)=6>0(-1)(2)(-3)=6>0 となり、予想どおりである。

Answer

(,2)(1,3)(-\infty,-2)\cup(1,3)

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