次の不等式を解け。
場合分けをする前に絶対値を単独にする。 の書き換え規則は、絶対値が単独で立っているときにしか使えない。ここでは が掛かっているので、両辺を正の数 で割る(符号の反転はない):
「以上」型の絶対値を 2 本の半直線に分ける。 のとき は、 から までの距離が 以上であることを表す。これが起こるのは原点から離れた両側であって、その間ではない:
つなぐ言葉は**「または」*であって、決して「かつ」*ではない。ひとつの が、左に遠いと同時に右にも遠いということはありえない。
各枝に 6 を足して解く。 分数がきれいにまとまるよう を 7 分のいくつに直しておく。 である:
解集合を書く。 区間の記法では
となる。もとの関係が等号を許していたので、両端点はどちらも 含まれる。数値でいえば、除かれる隙間は を中心とする短い開区間 である。
境界と隙間を検証する。 では ✓(等号が成り立つので端点は解集合に属する)。中心の では となり、これは ではない ✗ で、隙間があることが確かめられる。もとの不等式と主張した集合を 個の厳密な有理点で突き合わせると、どこでも一致する ✓。
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