ある三角形で 、 であり、辺 がこの2つの角の間にある。
この三角形の面積を小数第1位まで求めよ。
まず3つ目の角を求める。これがなければ何も始まらない。 三角形の内角の和は である:
が鈍角なので、 に対する辺 が三角形で最も長い辺である。この後の数値を確かめるのに役立つ。
配置を確認する:既知の辺が既知の2角の間にある(ASA)。 標準の記号では辺 は角 の対辺なので、 と が分かっていれば は夾辺である。これですべての角と1つの長さが決まり、三角形は一意に定まる。SSA の問題で起こる二通りの解の心配は不要である。
正弦定理から面積の公式を導く。 面積は で、正弦定理により未知の2辺は で表せる:
代入すると、
この1つの式で済ませれば、途中の辺の長さを丸めずに済む。2段階で解く方法が小数第1位を落としがちなのは、まさにそこである。
値を代入する。 で、小数第7位まで取ると
なので、分子と分母はそれぞれ
割って丸める。
小数点以下の桁に注意したい。丸める前の値は なので、切り下げて になる。正弦を小数第4位までしか取らないと となり、丸めた答えを誤ってしまう。
まったく別の方法で検算する。 辺を求めると 、 である。すると となり、 としたヘロンの公式でも が返る。独立した3つの道筋が小数第4位まで一致するので、答えは確定である。
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