三角形 において、 であり、 は の中点である。
を示せ。
与えられた条件と、「垂直」を示すために必要になることを整理する。 与えられているのは (底辺 の二等辺三角形である)と (中点の定義)である。 を示すには、 か のどちらかが であることを示せばよい。方針は、この2つの角が等しいことを示したうえで、それらが一直線上にあるという事実を使い、どちらも直角であると結論することである。角を直接計算しようとするより、この道筋の方がはるかに見通しがよい。
三角形 と を比べる。 線分 はもとの三角形を2つの小さな三角形に分ける。対応する部分を並べると:
どの組も一致するので、3辺と3辺が対応していることになる。
3辺相等(SSS)から合同を結論する。 三辺相等の条件により、
ここで SSS を選ぶのが正しいのは、与えられた3つの事実がすべて長さについてのものだからである。角の情報はいっさい与えられていないので、SAS や ASA を使おうとすれば、証明されていない仮定を追加することになってしまう。
その等しさを における角に移す。 合同な三角形の対応する部分は等しく、1つ目の三角形の は2つ目の に対応するので:
一直線 を使って値を に確定する。 は線分 上で と の間にあるので、2つの角は一直線をなす角の組であり、互いに補角である:
前のステップの等式を代入すると となり、したがって
2つの事実の両方が必要だった。角が等しいだけでは は出ず、補角であるだけでも出ない。この組み合わせが証明を閉じている。
座標を使った証明でも確認する。 底辺を対称に置く。、 とすると中点は になる。 という条件から は と から等距離になければならず、ある に対して となる。すると 、 で、その内積は
である。内積が であることは2つの線分が垂直であることを意味し、初等幾何による証明が裏づけられる。おまけに同じ図から、 が中線であり、高さであり、 からの角の二等分線であり、 の垂直二等分線でもあることが分かる。この4つが一致するのは、三角形が二等辺のときに限られる。
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