統計学では、データの値 、平均 、標準偏差 と スコアの関係は
で与えられる。この式を、データ全体の平均 について解け。
まず分母を払う。 未知数 は分数の中に閉じ込められているので、両辺に を掛ける(標準偏差は正なので、この操作は安全である):
m を一方に単独で出す。 両辺に を足して を引く——同じことだが、等号をまたいで と を入れ替えればよい:
こう進めれば、 を直接動かそうとしたときに生じる符号の取り違えを避けられる。
代入し直して式変形を確かめる。
式の意味を読む。 は、平均がその値より標準偏差 個ぶん下にあることを述べている。 ならその値は平均より上にあるので、 を引けば平均まで下りる。 なら負の数を引くことになるので上がる。符号は自動的に辻褄が合う。
数値例で試す。 、、 なら である。逆向きに確かめると ✓。
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