Statistics · real student question

各7人ずつの3群で ΣX = 36、17、13、ΣX^2 = 200、59、35(全体は ΣX = 66、ΣX^2 = 294、N = 21)である。一元配置分散分析を行い、効果量 η^2 を報告せよ。

Question

n=7n=7 人からなる独立な3群について、次の要約統計量が得られた。

第1群第2群第3群全体
X\sum X3636171713136666
X2\sum X^{2}20020059593535294294
nn7777772121

一元配置分散分析を行い、効果量の指標 η2\eta^{2} を報告せよ。

Step-by-step solution

  1. 修正項を一度だけ計算して使い回す。 一元配置分散分析のどの平方和も、同じ総和の項から組み立てられる:

    (Xtot)2N=66221=435621=207.4286\frac{\left(\sum X_{\text{tot}}\right)^{2}}{N}=\frac{66^{2}}{21}=\frac{4356}{21}=207.4286

    一度だけ計算して小数を多めに保持しておけば、SSwithinSS_{\text{within}} が負になってしまうような丸め誤差の蓄積を防げる。

  2. 全体の変動。

    SStotal=Xtot2(Xtot)2N=294207.4286=86.5714SS_{\text{total}}=\sum X^{2}_{\text{tot}}-\frac{\left(\sum X_{\text{tot}}\right)^{2}}{N}=294-207.4286=86.5714

  3. 群分けによって説明される変動。 各データをその群の平均で置き換えるということで、要約統計量の形では、群ごとの合計を2乗してその群の nn で割ることにあたる:

    SSbetween=(Xj)2nj(Xtot)2N=362+172+1327207.4286SS_{\text{between}}=\sum\frac{\left(\sum X_j\right)^{2}}{n_j}-\frac{\left(\sum X_{\text{tot}}\right)^{2}}{N}=\frac{36^{2}+17^{2}+13^{2}}{7}-207.4286

    =1296+289+1697207.4286=250.5714207.4286=43.1429=\frac{1296+289+169}{7}-207.4286=250.5714-207.4286=43.1429

  4. 効果量:群分けが説明する分散の割合。

    η2=SSbetweenSStotal=43.142986.5714=0.49830.50\eta^{2}=\frac{SS_{\text{between}}}{SS_{\text{total}}}=\frac{43.1429}{86.5714}=0.4983\approx0.50

    厳密な分数では 302/7606/7=151303\frac{302/7}{606/7}=\frac{151}{303} である。通常の目安(0.010.01 が小、0.060.06 が中、0.140.14 が大)に照らすと、0.500.50 程度の η2\eta^{2} は非常に大きな効果である。得点のばらつきの半分が、参加者がどの群にいたかと結びついている。

  5. 分散分析表を最後まで埋めて、結果が有意であることを確かめる。 残りの変動は

    SSwithin=86.571443.1429=43.4286,dfbetween=2,dfwithin=18SS_{\text{within}}=86.5714-43.1429=43.4286,\qquad df_{\text{between}}=2,\quad df_{\text{within}}=18

    MSbetween=43.14292=21.571,MSwithin=43.428618=2.413MS_{\text{between}}=\frac{43.1429}{2}=21.571,\qquad MS_{\text{within}}=\frac{43.4286}{18}=2.413

    F=21.5712.413=8.94F=\frac{21.571}{2.413}=8.94

  6. FF を棄却限界値と比べる。 df=(2,18)df=(2,18) では F.05=3.55F_{.05}=3.55F.01=6.01F_{.01}=6.01 である。8.948.94 はどちらも上回るので(正確には p=0.002p=0.002)、3群がすべて同じ母集団から得られたという帰無仮説は .01.01 水準で棄却される。非常に大きな η2\eta^{2} とも整合する。群平均そのものは 5.145.142.432.431.861.86 で、差がどこにあるかを示している。

Answer

η2=43.1486.570.498,F(2,18)=8.94\eta^{2}=\frac{43.14}{86.57}\approx0.498,\qquad F(2,18)=8.94

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