連続型確率変数 の確率密度関数が
で与えられている。 と を求めよ。
が本当に密度関数であることを確認する。 正しい確率密度関数は非負で、積分が になる:
図形的には底辺 、高さ の三角形で、面積は である。最初にこれを確かめておくのは、写し間違いに対する安上がりな保険になる。
を区分ごとに計算する。 密度が2つの区分で定義されているので、期待値の積分も で分かれる:
使えたはずの近道に気づく。 この三角形は について対称である。 に対して 、 が成り立つ。ある点について対称な密度では平均はその点そのものなので、積分せずとも が分かる。上の積分は、そう考えれば検算にすぎない。
を計算する。こちらは対称性からは出てこない。
角括弧の中を で評価すると 、 で評価すると である。よって2つ目の積分は となり、
分散の公式を使う。
標準偏差は である。
答えが妥当か確かめる。 確率はすべて長さ の区間 に載っているので、標準偏差は をかなり下回るはずで、 は納得できる。また 上の一様分布の より小さいのも当然である。三角形の密度は、確率を一様に広げるのではなく中心付近に集めているからである。
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