男性の 、女性の が色覚異常であることが知られている。男女がそれぞれ半分を占める集団から無作為に 1 人を選ぶ。次を求めよ。
(1) その人が色覚異常である確率
(2) その人が色覚異常であると分かったとき、その人が男性である確率
記号と与えられた確率を整理する。 を男性、 を女性、 を色覚異常とする。与えられているのは
である。 であって ではないことに注意したい——ここで 10 倍ずれると、どちらの答えも変わってしまう。
(1) 全確率の定理を使う。 と は集団を分割するので
が成り立つ。
(1) を計算する。
つまり集団のおよそ が色覚異常である——男性の割合 と女性の割合 の間にあり、妥当である。
(2) ベイズの定理を使う。 問われているのは条件の向きを逆にした確率である:
(2) を計算する。 分子と分母に を掛けて約分すると
向きの逆転を確かめる。 集団の半分しか男性でないのに、色覚異常の人の が男性になる——男性の割合が女性の 倍だからである。補集合でも確認できる: であり、 ✓ となる。
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