2 種類の炭素繊維積層板を検討している。どちらも同じ繊維で作られており、 GPa である。
ハートスミスの 則を用いて、積層板 1 の剛性が積層板 2 をどれだけ上回るかを GPa 単位で小数第 2 位まで求めよ。
規則を述べ、軸外層の寄与を一度だけ計算する。 ハートスミスの 則では、 層はその をまるごと寄与し、軸外の層はその を寄与する。どちらの積層板も同じ繊維を使っているので
が軸外層 1 枚あたりの寄与となり、これは両方の積層板に共通である。
積層板 1 の層を数える。 構成 は 層で、 にあたるのは第 層——すなわち軸方向が 枚、軸外が 枚である。
積層板 1 の 8 層で平均する。
積層板 2 でも数えて平均する。 構成 は 層で、 なのは第 層と第 層だけ——すなわち軸方向が 枚、軸外が 枚である。
引き算する。
ここでは を丸めずに持ち越すことが効いてくる。各積層板を先に と に丸めても今回は になるが、数値によってはその近道が小数第 2 位を動かしてしまう。
設計上の教訓を読み取る。 積層板 2 は層数が多いのに剛性はかろうじて半分程度しかない。この規則が捉えているのは荷重方向にそろった層の割合—— 対 ——だからである。軸外層を増やしても、厚さと重さが増えるだけで、荷重方向の剛性には 10 分の 1 しか寄与しない。
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